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【活動報告】2024.11.23(土)甲山ハイキング

2024年11月23日(土)
10時~15時頃
・阪急甲陽園駅から阪急仁川駅まで
・阪急甲陽園~北山緑化植物園~北山貯水池~甲山森林公園~阪急仁川駅
・全長約9km

今回も集まったのは10代から70代までの幅広い世代30人超。とても天候に恵まれた中、10時に阪急甲陽園に集合し、まずは北山緑化植物園を目指しました。この道中、日本でも有数の高級住宅街 六麓荘の近辺を通ります(自治会費が家賃並みとの噂も)。「20年ほど前、娘が二歳位の時、六麓荘の華やかさのおこぼれに与れないかと邪念を抱いて、この周辺を歩いたな」と感慨にふけっている中、植物園に到着しました。

次に北山貯水池を目指すのですが、ハイキングの地図には簡単に書いてあるものの、いざ歩くとなると「えー、こんな所を歩くの?」という、道ではないような場所にも入りつつ、結構急勾配も登りつつ、ゼーゼー言いながら進みました。ただ、二週間程前に下見に来たときは、雨によるドロドロ道に苦戦したのですが、この数日、天気が良かったので、とても状態が良く、気持ち良く歩けました。また、このコース、所々大きな石があって、何か石の上で叫びたくなるような、心躍るコースでした(絶叫岩というのもありました)。

この山道コースを抜けると北山貯水池に着きます。とても見晴らしが良く、先ほどの疲れも吹き飛ぶようでした。貯水池からは対岸の向こうに甲山アガペ病院が見えます。アガペと言えば神様の愛。キリスト教がローマ国教になった一つの理由として、疫病がはやった時などに、キリスト教の人たちだけが、愛をもって全ての人に平等に手を差し伸べた結果、キリスト教が多くの人に受け入れられ、無視できない存在となったことがある、ということを思い出しました。私たちもアガペの愛を抱く生を生きていかねば。

貯水池から少し下ると神呪寺があり、そこにある展望台に行きました。大阪から神戸に至る絶景を見ることができます。ここで、記念写真をパシャリ。絶景を充分に堪能した後に、昼食の場所、甲山森林公園に向かいました。そして、シンボルゾーンに到着。ここでは、噴水と太陽の光によって彩られた虹が現れ、一同から歓喜の声が。ノアが箱船により救われたときに神様が現してくださった約束の虹。虹には人の心を沸き立てるものがありますね。

いっぱいはしゃいだ所で、お腹が限界となり、少し離れたところでシートを広げて、お弁当をいただきました。ハイキングサークルからカップスープ、そして様々なお茶が提供され、少し寒くなった天候の中、冷えた身体を温めました。また皆さんそれぞれ持ってきたお菓子をわけあいました。

そして最後の目的地、森林公園内の展望台に行きました。ここでは、なんと「おっちゃんコーラス隊(+隠れ紅一点)」主導による讃美を二曲皆で歌うことに。そういえば、先ほどの昼食時間、おっちゃんたちが陰でこそこそしていたなぁ。展望台には見知らぬ多くの人たちがおり、焦りを隠せない「おっちゃんコーラス隊」でしたが、歌い始めようとする時には、その迫力に負けたのか、その人たちが全てはけて、私たちだけ(子供連れの一組だけが残ってました、うるさくなかったかな?)の時間を満喫することができました。絶景の中で歌うのは、結構気持ちの良いものです。

ここから仁川駅に向かい帰路に着きましたが、途中、関西学院大学によりました。関学の校舎が甲山をバックに建てられていることに感動し、また、関学校舎は近江兄弟社が設計したことを聞き、幼い頃、今はロート製薬が製造しているメンソレータムが、かつて近江兄弟社が製造していたことを思い出し(還暦近い年齢がばれる思い出ですね)、懐かしく感じました。

仁川駅に着いたところで、副牧会者の方に一言もらい締めくくりました。その時の言葉にもありましたが、今回のコースは結構厳しいところもあり、当日だけでなく、この数日の天気が良かったからこそ、悪路にならずに、無事に帰路に着くことができたのであり、全てを守ってくださった神様に感謝です。

現在、年一回開催ですが、もっとやりたいね、と余韻を感じながら皆帰路につきました。参加された皆さん、いかがだったでしょうか。